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科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2023/03/22 現在/As of 2023/03/22 |
開講科目名 /Course |
ドイツ文学研究/STUDIES IN GERMAN LITERATURE |
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開講所属 /Course Offered by |
大学院/ |
ターム?学期 /Term?Semester |
2023年度/2023 Academic Year 春学期/SPRING SEMESTER |
曜限 /Day, Period |
火4/Tue 4 |
開講区分 /semester offered |
通年/Yearlong |
単位数 /Credits |
4.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
工藤 達也 |
科目区分 /Course Group |
大学院科目 専攻科目 |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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工藤 達也 | ドイツ語学科/GERMAN |
授業の目的?内容 /Course Objectives |
ヴァルター?ベンヤミンの文芸批評は近現代文学を包括する視点を前提としている。17世紀バロック演劇、18世紀ロマン派、そして高度資本主義社会のモデルネ、ついには彼にとっての同時代であった20世紀アヴァンギャルドに至るまで、ベンヤミンはドイツ語圏に限定されることなく空間的にも、勿論歴史的にも、壮大な文学史の見取り図を彼の批評活動に足跡として遺した。 この文学研究では、批評の対象である作家のテクストにできる限り原文で触れつつ、ベンヤミンの批評文と併せて、読んでいくつもりである。 文学的というよりも、もっと堅苦しい哲学的?思想的なことも、ベンヤミンについて語る以上はせざるえないので、了解されたい。 この講義を通して語学?文学?文化?外国語教育分野における研究能力を高め、また高度な言語運用能力と国際感覚を養うこととする(CP)。また深遠な思想的原典テクストを理解を通し、多様な異文化の理解するための寛容的態度を形成し、国際標準に足る人格形成を目指す(DP)。 |
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授業の形式?方法と履修上の注意 /Teaching method and Attention the course |
原典講読形式の対面授業を行う。ドイツ語原文を日本語に訳し、テクストの理解度を教員が吟味し、またテクストのコンテクストを支える背景について説明しその都度参考資料は指示する。内容理解のために口頭で意見を聞くなどの対話形式を採用する。また質問があればManabaなどで受け付け、回答する。 コロナ状況下で出席が困難な場合はオンデマンドでその日の授業の録画を提供するなどして工夫する。 |
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事前?事後学修の内容 /Before After Study |
ドイツ語原文テクストを意味内容をあらかじめ予習検討し発表、それを授業中教員が評価し間違いがあれば訂正する。授業後に学生は自習で再検討し質問があれば次回の授業で行う。事前準備としてはテクスト訳出だけでも2時間くらいは最低準備としてかかる。事後についてはレポートを課して成果を測る。その際、テクストの引用の正確さのみならず、専門的研究レベルの高度なリタラシーとして修士論文という成果に至るまでの準備として、論理性と根拠の明示も基準とする。文章力と読解力は切り離して評価できないが、それぞれ50%を基準として均等し平常点と評価する。 | ||||||||||
テキスト1 /Textbooks1 |
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テキスト2 /Textbooks2 |
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